正暦寺
参道に残る石垣がかつての隆盛を今に伝えています。
992年に創建された正暦寺は勅願寺として86の塔頭が建ち並ぶ大寺院でした。
しかし、南都焼き討ちなどもあり現在では本堂と鐘楼、福寿院客殿を残すのみとなっています。
ポツンと建つ鐘楼は寂しいながらも味わいがあります。
秋に正暦寺を訪れたならばぜひとも福寿院には寄ってみるべきです。
素晴らしきかな、風景。
ちなみに、紅葉側から福寿院を覗くとこんな感じです。
正暦寺は清酒の発祥の地だそうです。
お寺で清酒が生まれたって意外な感じもしますよね。
お坊さんって禁酒のイメージがあるので。
何はともあれ、清酒は水が命ですからね。
川に感謝です。