室生寺
室生川にかかる太鼓橋を渡って室生寺へ。
朱塗りの反り橋を渡るとなぜか牛若丸になった気分になるのは私だけでしょうか。
この方は弁慶ではありません。
仁王門で尺八を吹かれていました。
なにやら情緒があっていいですよね。
鎧坂と呼ばれる石段を登ります。
もう晩秋であまり紅葉は期待してなかったのですが、なかなかどうして。
室生寺は奈良時代の末期に興福寺の僧だった賢憬によって室生山に建てられました。
もともと山岳にあって密教色が強かったのですが、江戸時代には真言宗の寺院となりました。
真言宗の開祖である空海が開いた高野山は女人禁制だったのですが、室生寺は女性の参詣が許されていたので「女人高野」と呼ばれています。
もはや山寺に訪れたら登山になることは覚悟のうえです。
こ、これは!?
やっと空海をお祀りする御影堂がある奥の院に到着しました。
まさか、こんな山奥で大きな舞台造の建物に出会えるとは思いませんでしたよ。